予防接種
当院では、地域の皆様の健康を守るためにさまざまな予防接種を実施しております。対象年齢や自治体による助成制度、接種回数などがワクチンごとに異なります。ご自身の接種スケジュールについてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。
当院で実施している予防接種の種類と料金一覧
当院で接種可能なワクチンとその費用は以下の通りです。一部のワクチンには自治体からの助成制度が設けられています。※印のついた項目は公費助成の対象となる場合がありますので、お住まいの地域の制度をご確認ください。
| ワクチン名 | 価格(税込) |
|---|---|
| 帯状疱疹ワクチン(ビケン) | 8,000円(※助成あり) |
| 帯状疱疹ワクチン(シングリックス) | 21,000円(※助成あり) |
| 水痘(水ぼうそう)ワクチン | 8,000円 |
| 肺炎球菌ワクチン(プレベナー20) | 11,000円(※助成あり) |
| 肺炎球菌ワクチン(キャップバックス) | 13,000円 |
| 肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス) | 8,000円 |
| 子宮頸がんワクチン(シルガード9) | 定期接種対象者は無料(※助成あり) |
| RSウイルス母子免疫ワクチン(アブリスボ) | 定期接種対象者は無料(※助成あり) |
| 新型コロナワクチン(コミナティ)(令和7年度) | 15,000円(※助成あり) |
| インフルエンザワクチン(注射)(令和8年度) | 3,900円(※助成あり) |
| 麻疹・風疹混合(MR)ワクチン | 10,000円 |
| 二種混合(ジフテリア・破傷風) | 4,000円(※11~13歳対象) |
| 風疹ワクチン | 6,000円 |
| 麻疹ワクチン | 6,000円 |
| おたふくかぜワクチン | 6,000円 |
| 破傷風ワクチン | 4,000円 |
| B型肝炎ワクチン | 8,000円 |
帯状疱疹ワクチンのご案内
帯状疱疹は、水ぼうそうウイルスが再活性化して起こる病気で、強い痛みを伴う発疹が出現します。特に50歳以上では、発疹が治った後も痛みが長期間続く帯状疱疹後神経痛のリスクが高くなります。ワクチンの接種によって、発症予防や重症化予防が期待できます。
2種類の帯状疱疹ワクチンの比較
現在、帯状疱疹ワクチンには以下の2種類があります。
| 種類 | 生ワクチン(ビケン) | 不活化ワクチン(シングリックス) |
|---|---|---|
| 接種回数 | 1回 | 2回(2か月間隔) |
| 予防効果 | 約60% | 約90%以上 |
| 特徴 | 費用を抑えられる | 高い効果が長く続く |
| 注意点 | 免疫が低下している方は接種不可 | 接種制限はほぼなし |
ワクチンの選択に迷った場合は高い予防効果が期待できるシングリックスが推奨されます。
当院での接種費用(公費助成適用後)
助成対象地域:塩釜市・多賀城市・松島町・七ヶ浜町・利府町
| 生ワクチン | 4,900円 |
|---|---|
| シングリックス | 1回 18,100円(合計2回の接種が必要) |
※自治体により助成金額や自己負担額が異なる場合があります。詳細はお住まいの自治体窓口へご確認ください。
公費助成の対象者について
以下に該当する方は公費助成の対象となります。
- 当該年度に65歳を迎える方
- 60〜64歳で重度の免疫機能障害がある方
- 各自治体が定めた基準を満たす65歳以上の方
また、経過措置として以下の年齢に達する方も対象となります。
70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳
接種後の副反応についての確認事項
接種後には、以下のような副反応が見られることがあります。
- 注射部位の痛み・腫れ・赤み
- 発熱・頭痛・全身倦怠感
副反応の多くは数日以内に自然軽快しますが、ごくまれに強い症状が現れる場合があります。ワクチンの選択はご自身の年齢や持病、ご希望によって適したものが異なります。当院では個々の健康状態に合わせた適切な接種プランをご提案いたします。
子宮頸がん予防ワクチン(シルガード9)のご案内
子宮頸がんは、ワクチンを接種することで未然に防ぐことができる疾患です。当院では、幅広いウイルスの型をカバーし高い予防効果が期待できる9価ワクチンを採用しております。
高校1年生相当の女子および保護者の皆様へ
平成22年(2010年)4月2日〜平成23年(2011年)4月1日生まれの方は、公費接種の最終年度となります。接種をご希望の方はお早めにご検討ください。
| 公費適用期限 | 令和9年(2027年)3月31日まで |
|---|
全3回の接種を期間内に完了するためには約6か月を要するため、遅くとも9月中までに1回目の接種を完了することをおすすめいたします。
定期接種の対象範囲と効果
| 対象者 | 小学校6年生〜高校1年生相当の女性(標準的な開始時期:中学1年生) |
|---|---|
| ワクチンの効果 | 子宮頸がんの主な原因ウイルスの80~90%を予防可能とされています。 |
| 9価ワクチンの特徴 | 従来のワクチンよりも多い9種類のヒトパピローマウイルス感染を防ぎます。 |
※過去に実施されていたキャッチアップ接種(1997年〜2008年度生まれ対象)は、受付期間を終了しております。
年齢に応じた接種回数
| 初回接種時の年齢 | 合計接種回数 |
|---|---|
| 15歳未満で開始 | 合計2回 |
| 15歳以上で開始 | 合計3回 |
妊婦の方を対象としたRSウイルスワクチン(アブリスボ)のご案内
妊婦の方を対象としたRSウイルスワクチンは、母親から胎児へ移行する抗体を増やすことで赤ちゃんの感染予防を図るための重要なワクチンです。
| 対象者 | 妊娠28週0日〜36週6日の妊婦の方 |
|---|---|
| 接種回数 | 妊娠ごとに1回 |
| 接種費用 | 無料(助成対象自治体に住民登録がある方) |
| 対象地域 | 塩釜市・多賀城市・松島町・七ヶ浜町・利府町 |
※十分な免疫を赤ちゃんに届けるため、適切な接種時期については主治医や当院へご相談ください。
高齢者肺炎球菌ワクチンのご案内
65歳以上の方には、肺炎予防のためのワクチン接種が推奨されています。高齢者が肺炎を発症すると重症化しやすいため、事前の予防接種が欠かせません。
| 対象者 | 65歳の方、または60〜64歳で重度の心臓・腎臓・呼吸器疾患等がある方 |
|---|---|
| 定期接種費用 | 8,200円(プレベナー20) |
| 任意接種費用 | 11,000円(プレベナー20) / 13,000円(キャップバックス) |
| 備考 | 過去に同一ワクチンの接種歴がある方は定期接種の対象外となります。 |
新型コロナウイルスワクチンのご案内
ご高齢の方や基礎疾患をお持ちの方が感染すると急激に重症化するリスクが高いため、定期的な接種が推奨されています。調査データによると、30代と比較して70代では約47倍、80代では約71倍も重症化の危険性が高まることが示されています。
出典:厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識」
出典:ファイザー株式会社「新型コロナを学ぶ」
接種概要と公費負担料金の詳細
| 接種期間 | 令和7年10月1日 ~ 令和8年3月31日 |
|---|---|
| 定期接種対象 | 65歳以上の方、または重篤な基礎疾患を有する60〜64歳の方 |
| 助成適用時費用 | 自己負担額 8,000円(指定地域に住民票がある方) |
| 一般任意接種 | 15,000円(税込) |
ワクチンの入荷数には限りがございます。接種をご希望の方は、事前予約をお願いいたします。
インフルエンザワクチンのご案内(令和8年度)
インフルエンザは冬季を中心に流行しますが、近年は早い時期からの流行も見られます。ワクチン接種を行うことで、高齢者における死亡リスクを約8割低減させ、小児における発症リスクを約6割抑制する効果が期待できます。
接種期間と推奨回数
※当院では、64歳以下の方を対象に令和8年9月18日(金)より順次受付しております。
なお、65歳以上の方は市の助成対象となるため、10月1日(木)より接種を開始いたします。
| 接種実施期間 | 令和8年10月1日 ~ 令和9年1月31日 |
|---|---|
| 13歳以上 | 1回接種 |
| 13歳未満 | 2回接種(3〜4週間の間隔を空けて接種) |
インフルエンザ予防接種の費用一覧
| 区分 | 自己負担額(税込) |
|---|---|
| 一般(13歳~64歳) | 3,900円 |
| 高齢者(65歳以上) | 2,000円(助成対象地域にお住まいの方) |
| 小児(13歳未満) | 1回目:3,900円 / 2回目:2,600円 |
| 国民健康保険加入者(65歳未満) | 1,800円(助成制度適用時) |
安全に予防接種を受けていただくための流れ
当院では、患者様に安心してワクチン接種を受けていただけるよう、以下の手順に沿って安全管理を徹底しております。
-
体調の確認と検温
当日は問診票の記入と検温を行い、37.5℃以上の発熱や体調不良が認められる場合は接種を見合わせます。 -
問診と健康状態の申告
持病やアレルギー歴、過去の予防接種での体調変化などについて、医師が詳しく確認いたします。 -
接種後の院内待機
接種直後の急性アレルギー反応等に備え、接種後15~30分程度は院内にて安静にお過ごしいただきます。 -
次回スケジュールの確認
複数回接種が必要なワクチンや他のワクチンとの兼ね合いがある場合は、適切な接種間隔を考慮した計画をご案内します。
予防接種に関するよくあるご質問
| Q1. 予防接種は予約が必要ですか? | ワクチンの在庫管理と安全な案内のため、原則として完全予約制となっております。お電話または受付窓口にてご予約ください。 |
|---|---|
| Q2. 他の医療機関で受けたワクチンの続きを接種できますか? | 接種可能です。正確な接種履歴と間隔を確認するため、母子健康手帳やお薬手帳を必ずご持参ください。 |
| Q3. 接種後の副反応が心配です。 | 万が一の副反応に備えて医師・看護師が迅速に対応できる救命・医療体制を整えております。ご不安な点があれば接種前にご相談ください。 |
地域の皆様の健康な毎日を支える予防医療への取り組み
予防接種は、病気の発症や重症化から体を守るための最も効果的な予防医療のひとつです。特にご高齢の方や免疫力が低下している方にとって、適切な感染対策はご自身とご家族の生活を守る重要な備えとなります。当院では、患者様一人ひとりの健康状態やライフスタイルに応じた予防プランをご案内いたします。接種スケジュールや費用に関してご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
